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チョコレートは本当に恋の媚薬なのか

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私たちには、バレンタインデーに
「チョコを渡す文化」というものがありますよね。

なぜチョコなのか、の理由の一つに
古代からチョコは恋の媚薬と考えられてきた、という説があります。

今回は
・なぜチョコが恋の媚薬と呼ばれているのか。
・チョコは本当に恋の媚薬なのか

の二点について調べていきたいと思います。

なぜチョコが恋の媚薬と呼ばれているのか

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その理由はチョコに含まれるフェネチルアミンにあります。

フェニルエチルアミン(PEA)は通称「恋愛ホルモン」とも呼ばれています。

ヒトの恋愛感情に関わる脳内ホルモンとしては「ドーパミン」「ノルアドレナリン」が考えられています。
このドーパミン、ノルアドレナリンの放出を促す成分といわれているのがPEA。
そのため、人が恋に落ちる時のドキドキ感や気持ちの高揚、興奮といった脳の快感を生み出す元となるのが、PEAというわけです。
これで、PEAが恋の媚薬と呼ばれる所以が分かりました。

ただ、この理論は多くの過程の上に成り立っており、かもしれない、程度にとどめておいた方が良いかもしれません。

では、PEAが恋の媚薬であると仮定したとして、
チョコのPEA含有量は、人を幸福にするに足る量なのでしょうか。

 チョコは本当に恋の媚薬なのか

これに関して、データを用いて説明している記事がありましたので、参考にさせて頂きます。

 実は、私たち人間がPEAを口から摂取した場合、仮に一度に1000ミリグラム摂取したとしても、24時間以内に50%以上が尿として排出されてしまうとのこと。

 チョコレートの中には、重さにして約0.0006%のPEAが含まれているので、1000ミリグラム摂取しようと思ったら、スーパーに売っている板チョコ(50グラム)を一度に3000枚以上も食べなくてはなりません。しかも、それだけ食べられたとしても、24時間で半分が排出されてしまうのですから、悲しいものです。ちなみにラットにPEAを注射すると興奮状態になるという実験結果がありますが、ラットを興奮させるのに必要な量のPEAをヒトに投与するには2000~3000ミリグラムは必要になる計算だそうです。ということは、板チョコに換算すると3000枚の2倍、3倍は食べる必要があります。

 加えて、私たちの脳には「血液脳関門」という仕組みが備わっています。これは、血液中に含まれている有害な成分などが、簡単には脳内に入ってこないようにしているバリアのようなものです。このバリアによって、チョコレートなどの食べ物の成分が脳に影響を与えることは基本的には難しいといわれています。アミノ酸の一種であるトリプトファンのように一部の食品成分については脳機能に影響を与えるということも確認されつつありますが、PEAについてはまだ確かめられていませんし、ヒトではすぐに代謝されてしまうので、脳機能に直接影響を与えることは難しいかと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a73e364d3a93ad8c757fbfb2bb1added27f0cec?page=2

 

こちらのデータによると、チョコを板チョコであれば6000枚程度食べて、ようやく効果が表れるかも、といったところのようです。
恋の媚薬とは言えなそうですね。

ただ、チョコ以外にもPEAが含まれる物質は多くあります。
代表的なものとして
・チーズ
・ワイン
があります。こちらもうまく食べ合わせることで、恋の媚薬を完成させることができるかもしれません。