東大院試(化学系)に受かるために自分がしたこと
もうすぐ6月になり、大学院試験(院試)の申し込みが始まりだす時期ですね。
今回は自分が東大院に受かるためにどんなことをしたかを中心に話していきたいと思います。
東大院に限らず他大を受けてみようと悩んでいる方、特に化学系の専攻の方の参考になればと思います。
今回は珍しく超まじめなテーマです。
では本題に入っていきます。
実際に使用した参考書
化学系の院試はおそらくどこも有機化学、無機化学、物理化学の3科目、それから英語で受けれると思います。
自分もこの科目で受験したのでこれらの勉強に使った参考書を紹介していこうと思います。
ちなみに私は3年生の秋までテスト対策以外は一切勉強していなかったため、スタートの知識はほぼ0でした。
有機化学
有機化学は化学系の学生が最も苦労する科目だと思います。とにかく量が多いので。
自分は三年生の秋ごろから有機化学の勉強を始めました。
まず初めに勉強したのがこちらのボルハルト・ショアー上下で(写真は諸事業につき下のみです)演習問題を何問か選びながら解いていきました。
ボルハルトは参考書であり、隙間時間を利用して1pずつきちんと読んで理解することを意識していました。
これが下巻に到達するころに有機問題演習というこちらの問題集も並行して解いていきました。
これらが終わったあとは大学院試問題を中心にシリーズの有機化学を解き、あとは何週もしてって感じです。
この2つの問題集はかなりの良書でした。大学院試問題の方が難易度は高いです。正直、有機問題演習を完璧にするだけでも十分な気もします。もちろん過去問は10年分いただいて何週も解きました。
無機化学
無機化学は正直かなり苦手で最も苦労しました。参考書としてシュライバーアトキンスを用い問題集として大学院試シリーズの無機化学を用いました。
自分はこれと過去問を何度も解くことでなんとか逃げ切りました。無機化学は過去問慣れすればある程度得点しやすくなるのでとにかく過去問を解くと良いと思います。
物理化学
物理化学は参考書としてアトキンス物理化学、問題集として演習で学ぶ物理化学を用いました。この問題集は院試にめちゃめちゃよく出る範囲を基礎から応用までしっかり解説してくれているので非常に良かったです。
英語
英語に関しては自分は非常に対策が遅くTOEFLなど一度も受けれずに受験しました。
専用問題集は何週かしましたが本番もあまり出来に自信はありませんでした(笑)
自分はTOEICも700点ちょいしかないため英語力の向上は死活問題です、、。
↑900点超えの友人がお勧めしていました。
以上、自分の経験をもとに書いてみました。
とにかく過去問が大事です。
研究室に事前に訪問にいって、過去問を頂いてきましょう。
今回はこれで以上です。
参考になったら嬉しいです。